DavinciResolve15-Fusion『②』:Glow

こんにちは、代官山スタジオ撮影部です。
本日は、DavinciResolve15-Fusionの第二段ということで、
Glowノードの基本編をお送りいたします。

下記の素材「aniversary_2.1.1png」を、

下記の様にするまでをご説明いたします。

手順としては、

  1. FusionCompositionの作成
  2. ファイルの読込
  3. BackGroundの設定
  4. Glowの設定

以上の4手順です。

手順①FusionCompositionの作成

これは、以前DavinciResolve15-Fusion『①』でご説明した内容と同じですが、
EDITページで、Timelineに載せます。
EffectLibrary >> Toolbox >> Generatorsから選択します。

無事タイムラインに載せる事ができたら、
Fusionページでエフェクトを作成する事ができます。

手順②ファイルの読込

下記はFusionCompositionを作成した直後のノードの状態です。
「MediaOut」ノードのみ表示されています。

ファイルの読込は、「Loader」ノードを使用します。
Shift+Spaceで、SelectToolを開いて、Loaderを検索してノードを追加します。
追加直後、ファイル選択画面が開くのでファイルを選択します。

手順③BackGroundの設定

BackGorundの役目は、二つあります。

  • 素材サイズの再設定
  • マスクの拡張

どちらかというと、2つ目が主な目的と言えます。
BackGroundを設定しないで、グローをかけると下記のようになってしまいます。

素材サイズのエッジに、境界ができているのが確認できると思います。
BackGroundノードは、これを防ぐのに役立ちます。

手順④Glowの設定

ノードの構成は、こんな感じです。

  1. ColorGeneratorノードで、素材のカラーを変更します。
  2. BackGorundとMergeします。
  3. Merge.EffectMaskに素材のOutPutを接続して、Alphaを適用します。
  4. Mergeノードの設定画面で、MuitibyMaskにチェックをいれて、aplhaを適用します。
  5. Glowノードの設定で、Glowの強さを設定します。

タイムラインに戻ると、綺麗にGlowが適用されているのがわかります。

以上参考になれば、幸いです。

シェアする